超対称性のアイデアはボゾンがフェルミオンを生み出すという点で魅力的だが、残念ながら現実には理論が予言する如何なる素粒子も未だ見つかっておらず、可能性は低いようだ。否定的な実験はあっても肯定するような実験は無さそうで、否定的な理論はあっても肯定的な理論は心もと無さそうである。もっとも、素人の感想なのであてにならない呟きだが。なお、私の希望的展望によれば、それよりも光子というボゾンから電子と陽電子というフェルミオンが生成する電子対生成にヒントがあるような気がしてならない。そして、ボゾンの中で一番シンプルな素粒子は光子である。ただ、場の量子論の基本的方程式はクラインーゴルドンであって決してマクスウェルではないのだが。。。。。それでも、このブログの「存在は全てが光」という名称はこのような光子から電子が生まれるという事象を根拠に素朴な直感から生まれた。ただし、今のところの私の興味は素粒子論ではなく、まずは量子光学の場の量子論的理解である。量子場光学という自仮説を自己満足的に打ち上げて、それを励みに理解のための基礎を勉強進行中である。しかし、最終的には「存在は全てが光」は実は本当だったと言いたいなあとぼんやり遠くを眺めたい。今回は戯言的私的雑感に終わった。