2026-01-01から1年間の記事一覧

時間依存量子力学の勉強3

の本を読んでいてさらに思い付いたことだが、これまで量子力学は量子の統計的性質に着目した量子論というように考えていたが、一概にそう言えないように思えてきた。統計的性質は多体系を考える場合であって、量子力学でも場の量子論でも共通なのだ。多体が…

時間依存量子力学の勉強2

の本を読んでいて思い付いたことだが、これまで量子力学は粒子の量子論というように考えていたが、量子を波束で扱うことができる限りは時間依存量子力学も量子は波動であって粒子のように振る舞っているだけという方が適切に思える。そのように考えるならば…

時間依存量子力学の勉強

興味あるテーマを探している状況だが、久しぶりに の訳本「入門 量子ダイナミクス(上)(下)」を手に取って見た。これも10年以上前に買っておいていくらか飛ばし読みをしたが実質は積読状態になっていた。 ところで、非相対論的量子力学の範疇ではあるが…

目で文字を読むことについて9

フィジカルAIの話が盛んに話題になっている。その中でも人型ロボットは人間社会に溶け込みやすく、まずは生産現場での人作業の補助としての導入は比較的受け入れやすいような気がする。例えばアマゾンの配送作業では既に人型ロボットのライン試行が始まっ…

手で文字を書くことについて3

2024-10-16及び20に投稿したそれぞれ「手で文字を書くことについて」及び「手で文字を書くことについて2」の久しぶりの続きである。 最近は日本でも手で文字を書くことの脳の発達への重要性が少しずつ認識されてきたようである。学校教育でのデ…

初心に返って電磁気学:電磁場2

今回も戯言なので「随想」とする。 ゲージ場において電荷は保存量である。電荷の保存則は強力に達成される。電荷を持つ量子に着目して観測する限り、電荷が作るのは 場という電場だけである。電荷が相対的に移動するように観測して初めて電流が流れ磁場が形…

量子場光学のトンデモ話39

前回のトンデモ話の続きで、今回は量子場光学での量子の大きさについてこれまでの視点とは変えて考えてみたい。 これまでは光子に対応する双子世界時空を伝搬する光子の1光子レベルの光波束は進行方向とは垂直方向には局在しないので大きさが原則として無限…

量子場光学のトンデモ話38

これまで場の量子論を考慮して量子光学を見直すという視点で、自仮説の「量子場光学」の構築を目指してきた。そうすると、今となっては既存の場の量子論とも既存の量子光学とも異なるというトンデモがいくつも出てきてしまった。しかし、トンデモが必要な理…

量子場光学のトンデモ話37

再びwin11に付いている無料版のcopilotを使って「光のダブルスリット干渉において干渉縞が輝点の集まりとなる理由」について聞いてみた。copilotの回答は光子の波動性と粒子性に基づく非常に常識的なもので、干渉縞の分布は波動性によるもので輝点は光子が粒…

目で文字を読むことについて8

フィジカルAIという言葉があるようで、ディープラーニングを応用する点は同様だが、文章や動画という2次元情報を生成する生成AIに対して、3次元で動くロボットを動作させるためのものらしい。これまでの産業用ロボットとどう違うのかははっきりしない…

初心に返って電磁気学:電磁場

初心に返って電磁気学の勉強をやり直そうと思い、今、2011年に購入して殆ど積ん読状態になっていた岡部洋一先生の「電磁気学の意味と考え方」(2008年発行)を読んでいるところだ。なお、このブログは「光とは何か」を知りたくて始めた経緯がある。…

目で文字を読むことについて7

生成AIについて色々な報道がされる。人間の仕事が奪われるというものから、経済効果への期待が大き過ぎてAIバブルではないかというものまである。過度に恐れず、また過度に期待せず、じっくりと人間に役立つ道具として発展して欲しい。 ところで昨年の暮…

仮想光子の意味について2

自仮説の量子場光学では光子のスカラー光子の状態が仮想光子として振る舞うとした。 ところで、仮想光子と実光子との違いは重要である。励起電子の光学遷移により のエネルギーが束縛電子場から自由光子場に移動する。この のエネルギーは2つの横波光子の状…

デジタルとアナログについて4

昨年末だったか、オーストラリアでは子供に対する10社のSNSの使用に年齢制限を設けて16歳未満禁止とすることを法令化したようだ。SNSを用いたいじめや犯罪から子供を守るためということのようだ。さらに言えば、脳が発達段階の子供に便利なものを…

デジタルとアナログについて3

2024-11-17に投稿した「デジタルとアナログについて2」につながる久しぶり過ぎる話題だ。 テレビの報道によると最近になって紙の手帳が売れているという。かつては電子手帳でスケジュール管理していたのが、今はスマホを使うのが通常とデジタル一…

量子場光学のトンデモ話36

久しぶりにwin11に付いている無料版のcopilotを使って「スカラー光子」について聞いてみたら、『結論から言うと、「スカラー光子」という用語は物理学の標準的な概念ではなく、誤解や特殊な文脈で使われることが多いです。光子は本質的にスピン1のベクトル粒…

量子場光学のトンデモ話35

調和振動子近似に登場するゼロ点エネルギーについては、全く物理的意味があるとは言えないこと、そして量子が全く存在しない絶対真空場 においてエネルギーが存在するという考え方に納得できないことをこれまでブログで書いてきた。この点についてさらに補足…

「存在は全てが光」への道38

2026-01-11に投稿した「見直し:結局のところ量子場光学での真空場とは何か」で真空エネルギーについて大幅な見直しをした。そこで、今回は見直した上での 力と 効果についての考え方をまとめておきたい。 まず、 力について考える。スカラー光子…

「存在は全てが光」への道37

中西襄先生の素論への投稿に「素粒子理論の宇宙論への適用に関する疑問」というのがある。そこには、 理論をそのまま宇宙論に持ち込むことへの疑問が書かれている。ビッグバン宇宙論では当初は非常に高温であったのが冷えていったとしている。そこまで同意の…

電磁場の量子化とゲージの選び方

量子光学では電磁場の量子化に ゲージが採用されている。その結果、横波モードに対応するゲージ場成分のみが登場し、光を表現するのには便利であるが、共変的でないという制約があり、荷電場との関係も含める際には要注意である。そこで、場の量子論において…

今更ながらの量子場光学での用語の見直し

今更ながらであるが、自仮説の量子場光学での用語を見直したい。真空場について量子力学、量子光学、及び場の量子論との関係において、真空場の意味の違いが不明瞭となっている点が気になるからである。 これまで自仮説では、物理的状態の2つの横波光子の状…

初夢の幻想話2

光子、ニュートリノ、電子、陽電子の場図表現を眺めていて気が付いた幻想話を今回は紹介したい。 実光子のPT図マヨナラニュートリノのPT図反マヨナラニュートリノのPT図電子の3次元PT図陽電子の3次元PT図 光子が正面衝突して凝縮 場と湯川相互作…

仮想光子の意味について

自仮説の量子場光学では光子のスカラー光子の状態が仮想光子として振る舞うとした。 ところで、仮想光子は生成と消滅を絶えず繰り返すが、さらに、仮想電子対に変わり仮想光子に戻るという現象も生じる。これは真空偏極と呼ばれている。例えば、裸の電子の周…

見直し:結局のところ量子場光学での真空場とは何か

真空エネルギーについてたぶんとんでもない間違いをしていたことに気が付いたので、今回は見直しを試みたい。 自仮説の量子場光学では、真空場 は4つの光子の状態のいずれもが無い状態と定義した。量子光学での調和振動子近似における真空状態は、量子場光…

初夢の幻想話

これは以前から「量子場光学のトンデモ話」シリーズでも少しずつ小出しにしてきた内容であるが、思い切って光子と電子との共通性についての幻想を語りたい。 光子は、2つの横波光子の状態と1つのスカラー光子の状態が物理的状態であって、1つの縦波光子の…

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。 昨年は大規模言語モデルを適用した生成AIが一般的に使われ始めるとともに、人型AIロボットの商用化もいよいよ始まった。AIは着実に進化しているようにみえる。一方で、人間自体は進化して…