つまらない独り言7

 2026-10-11に投稿した「つまらない独り言6」の『くりこみ』を使いたくない理由の補足をしたい。

 『くりこみ』は、裸の質量や裸の電荷の結合定数等に対して量子補正を施すことで、物理量の発散を取り除く処方箋となっている。なお、物理的意味としては、半導体結晶中の電子の質量に対して半導体結晶構造が及ぼす影響を真空中の電子の質量に取り入れる有効質量の考え方に非常に似ている。しかし、電子に対して最初から質量有りきで見てしまうと、その裏の相互作用が見えにくくなって、考え方が狭くなってしまうような気がするのだ。言い換えれば、電子のみかけの物理量である質量とは絶えず繰り返す凝縮 Higgs 場との湯川相互作用であり、裸の質量が物理量という訳では無い。そんな物理量でない裸の質量が発散するかどうかは本来意味が無いことなのだ。もっと言えば、みかけの物理量である質量が式中に入っている Klein-Gordon 方程式や Dirac 方程式をベースにして考察する限りは、「 \psi_4^4 のtriviality」の問題は解決しないように思えてならない(本当かあー)。さらに、凝縮 Higgs 場との絶えず繰り返す湯川相互作用のイメージで予想すれば、この作用は電子の縦波のように振る舞い時空で拡がりを持ったような現象である。時空で拡がりを持っていれば発散するはずがない。。。

 とはいえ、『くりこみ』の勉強をまともにする前からこんな戯言を言うのもどうかしているかもしれない。そこで、まずは、ちょこっとだけ、『くりこみ』の勉強をしてみようかと思う。。。